ISUZU BELLETT 1600 GTR <Part.1> |
写真 | 説明 |
いよいよ静岡に向けて何かを製作しなくては・・・という焦りが出てきましたので、まずはベレットを製作することにします。 Warachanの作品ですので、凝った作りやこだわった作りは行いません。 さらりと仕上げてどんなものになるかを楽しんでいただければと思います。 もちろん自分もね。(^.^) |
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シャシー、内装関係のパーツはこれだけ。 2600円のキットにしては物足りないなぁ〜という感じのパーツ量。 |
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古いクルマですので、メッキパーツが多いです。 メッキパーツはうまく使わないとおもちゃっぽくなるので、Warachanはあまり好きじゃないんですけどね・・・。 |
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あとはボディとデカール。 ボンネットのブラック塗装もデカールで表現できるようになっていますが、普通のモデラーさんなら使うことはないでしょう。 それよりも、1800GTと共通のデカールなのですから、何パープレートは1600GT-Rと1800GTの両方が欲しかったですね〜。 |
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説明書。 実質2ページ。 パーツが少ないからか、単純な説明です。 何もなければ最低でも2週間でできそうなキットです。 |
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製作資料としては、手持ちのベレットのカタログは写真のもののみ。 当時はベレットは大嫌いなクルマでしたので、カタログを集めようともしませんでした。 いまから思えば集めておけばなぁ〜と後悔しますね。 |
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このカタログは、セダンのみ。 1600スポーツが一番上のグレードです。 あまり参考にならないと思いますが、まぁ無いよりはましかなという感じで使っていきます。 |
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さて、作業を始めるにあたって最初にやるのは、ペーパーの補充。 今回は#1000と#2000がなくなっておりましたので、それを補充しました。 |
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まずはボディの整形から取り組みます。 屋根のパーティングラインは少し大きいですので、カーブを崩さないようにきれいにします。 ルーフ全体もけっこう波打っていますので、ペーパーで平滑にしておきます。 Cピラーの部分はヒケとあいまって、形を整えるのが大変。 窓枠の内側もバリが目立ちます。 |
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Cピラーの下部もごらんのような段差。(というかへこみ) ここはパテがいるかなという感じですね。 さて明日から本格的な作業です。 |
写真 | 説明 |
#1000のペーパーでようやくボディ全体を整えました。 リアウインドウ下の凹みは、写真を見ると実際にあって、パネルの溶接後か、雨水の流れ溝のようですので、そのまま整えるだけにしました。 その他は、特に修正はありませんが、窓枠が太くなったり盛り上がったりとちょっと気になるので、その部分を整えてあります。 ただ、当時の実車はそんなものだったのだとは思いますが。 |
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ドアキーは研ぎ出しの邪魔になりますので、0.8mmの穴をあけた上で削り取りました。 明日はサーフェサーを吹いてオレンジ塗装までいければと思っていますが、どうなりますやら・・・。 それにしても資料の少ないクルマは気になる部分は多くていけませんね。 明日、雑誌を探しに行こうかと思ったりしています。 |
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今日の最後に、いつものように展示台への取り付け穴探しのためにシャシーの仮組みをしました。 まぁ位置に困ることはなさそうです。 今夜ナットを取り付けておくと明日以降の作業が早くなるのですが、今日はここまでとしておきます。 |
写真 | 説明 |
資料がもう少し欲しくて、近くの本屋さんに行ってこの2冊を買ってきました。 ノスタルジックヒーローの1994年8月号と1998年10月号です。 クルマの本が充実している本屋さんなので、こんなものがぶらりと立ち寄るだけで手にはいるというのはありがたいことです。 この本のおかげでリアウインドウ下の形状がなんとなくわかってきました。 |
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今日の作業はまず、シャシーの取り付け用ナットの固定からです。 位置は簡単に決まりますので、いつものようにエポキシパテを爪楊枝で押し込んで充填します。 このあとは乾燥機で乾燥させます。 |
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実車写真にあわせて、リアウインドウ下のプレスラインを整えます。 最初は溝みたいになっていましたが、きちんと段差にしておきます。 以上で、サーフェサーを吹き付けることにします。 |
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エアブラシのカップのふたにヒビがはいり、汚れも目立ってきたので、この作品からカップを新しいのに交換しておきます。 これは消耗品なので、かなりストックを買ってあります。 |
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サーフェサーをボディに吹き付けた状態。 全体を見て、埃が乗った部分や、パーティングラインが残っている部分を#1000のペーパーで整えながら、何度もサーフェサーを吹き付けていきます。 フロントウィンドウの上部両側のループのR部分が要注意ですね。 なめらかな曲面に持って行かないと美しく見えません。 |
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リアから見たところ。 リアの要注意はリアウインドウの下のプレスラインだけですね。 全体的にはよく特徴をつかんだいいボディだと思います。 サイドの窓枠も塗りわけがいきてきそうなモールドでグッドです。 |
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ナット固定のパテが固まりましたので、艶消し黒を吹き付けます。 少し多めに吹いてしまったので、半艶に見えますが、まだ完全乾燥していませんので、そう見えるだけです。 さて、明日はボディ塗装を行おうかなと思っています。 時間があれば足回りの製作か、内装の製作も並行して始めましょう。 |
写真 | 説明 |
ボディの塗装を行おうと思って、カラーを決めるために、手持ちのオレンジ系をプラ板に塗って、エブロのベレットと比較して近いものを選びました。 エブロのベレットのカラーが正解かどうかもわかりませんし、厳密にこだわっても古い車ですのでオリジナルカラーのクルマなんてないでしょうし、このあたりは好みとイメージですね。 |
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少し明るいかなと思いつつ、エブロのオレンジに近いものを塗装しました。 単純なMrカラー#59です。 少しアクセントで調合しても良かったのですが、多少のアクセントのために補修ができなくなるカラーにするのもばかげていると思って、そのまま使用しました。 表面はいつものようにけっこうざらついています。 ソリッドカラーなので、ペーパーかけてクリア塗ればいいやくらいのノリです。(^_^;) |
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エブロのベレットと並べてみました。 クリアがのれば同じような感じになるのではないでしょうか。 このまましばらく乾燥したのちにデカールを貼ります。 |
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さて次は足回りにいこうか内装にいこうか迷いましたが、写真とパーツを眺めていたら、ホイールの塗装がけっこう面倒くさい事がわかりましたので、面倒なものは後回しにします。 ですので、まず内装のパーツを切り出して整形にはいります。 パーツ数が少ないので気が楽です。 といいながらその作業は明日以降です。 |
写真 | 説明 |
風邪気味で約一週間作業が止まってしまいました。 内装パーツの整形を行います。 まずはシート。 裏が凹んでいますので、ポリパテを盛ります。 たっぷりもれば良かったものを、ケチったものだからギリギリ。 これがあとで手間がかかることになります。 |
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ほらね。 ポリパテだけだと充分盛りきれていなくて凹みが残ってしまいました。 もう一度ポリパテを盛ればいいのですが、シートの裏だし〜ということで、あとはラッカーパテでごまかしてしまいました。 こういうところがいい加減。(^_^;) |
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内装パーツといっておらずに、足回りパーツもまとめて整形してしまいました。 毎度言いますが、この作業がWarachanは一番嫌い。 いやになってきます。 しかし、これを手を抜くと細部がリアルにならないんですよね。 |
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まとめて半艶黒で塗装しました。 これで約一瓶使ってしまうのですから、半艶黒の消費もバカになりません。 |
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ボディのデカールも乾燥時間を考えると早く貼っておいた方がいいので貼り始めましたが・・・。 ストライプは難しいですね。 まぁ何とかわからなくはしましたが、一部キレるはマークソフターで溶けるはで散々。 クリア塗装でうまくごまかしちゃいましょ。 |