TOYOTA MR2 G   <Part.1>

2004年5月1日(土):1日目
写真 説明
カープラネットの静岡での展示の「お題」が完成しましたので、また公開製作に戻ります。

今回の製作のテーマは、「どこまで早く満足できる作品を作れるか!」という事でいきたいと思います。

なので、当然、素組み。
キットもパーツ数が少なくて手間が少なくて済みそうなものという事で、写真のMR2を選びました。
このキット、2種類あります。
Tバールーフ仕様とノーマルルーフ仕様です。
現在はノーマルルーフ仕様が店頭には並んでいます。

今回は上のノーマルルーフを製作します。
カタログはあることはあるのですが、89年登場時のもので、キットは83年式なので一部しか参考になりません。
RX−8で赤ばっかりのパーツに非難が集まりましたが、すでにこのMR2でフジミさんはそういう事をやっています。

ホイールとクリアパーツを除き、すべて赤の成型色です。

左の写真が内装、シャシーのすべてのパーツになります。
あとは、ボディとクリアパーツ、ホイール、タイヤ、デカールです。

これですべて。

これを作るのに何日かかるか、少し挑戦です。
さっそく作業開始。

固定のためのナットをいつものように取り付けます。

アンダーフロアは、単純な造形で、場所もすぐに決まりましたし、塗装も凝らないで済みます。
ナットを固定するエポキシパテが余りましたので、シートの裏側に充填しておきます。

そのままでもおかしな形ではありませんが、押し出しピンの跡もありますし、この方が形もよいかと思います。
次は、ボディカラーを塗るパーツにサーフェサーを吹くために関係するパーツを整形します。

ボディは、Tバールーフをノーマルルーフにかえたために、サイドウインドウのカーブが少し変です。
完全な修正は不可能ですが、おかしなよたりはなくせます。

また、ワイパーの取り付け穴がみっつあるので、ひとつは無くしておきます。

エンブレム類はすべて削り取っておきます。
その他のパーツを整形のためにすべてランナーから切り取ります。

これを色別にしてまとめて塗装をする予定です。
ドライブースで固定用ナットを止めたエポキシパテを完全硬化させた後、アンダーフロアに艶消し黒を吹き付けます。
ボディ、ドアミラー、リアスポイラーにサーフェサーを吹き付けます。

サーフェサーを吹き付けると、形のおかしい部分、ラインのおかしい部分、傷の付いている部分がわかりますので、乾燥後にその手直しをします。

今日は、これをドライブースに入れてとりあえず終わりです。

(他に、レイナードの若干の手直し、Zロードスターの展示台製作も並行して行っています。)

2004年5月3日(月):2日目
写真 説明
ルーフのショルダー部分の曲面、前後バンパーの下部のパーティングラインのあった部分などがよたっていましたので、その部分を修正し、サーフェサーを吹き付けて確認を何度か行い、やっと下塗り完成です。

簡単と思っていたボディも、スジ彫りが細く浅いとか、曲面のよたりとか、曲線のよたりとか、いろいろあって大変でしたね。

でも、ワイパーの穴以外は、ペーパーがけで済む程度のものです。
サーフェサー乾燥の間に、各パーツの整形を行います。

今まで一言で整形と言っていましたが、具体的な作業は、すべてのパーツに対して、パーティングラインを取り、平面や直線をしっかりと出す事です。

見えなくなる部分までやりますので、けっこう手間と根気がかかる作業です。

これをきちんとやるかやらないかで、塗装後の質感が変わってきますので、けっこう重要な工程なのですが、私の一番嫌いな作業です。
半艶黒に塗装するパーツをすべて整形し終わりました。

残るのはマフラー関係とでディスクブレーキだけなので、これでほとんどの部品といっても過言ではありません。

シートも一緒にやってしまうと効率的なのですが、シートの裏のパテの整形処理をやっていませんでしたので、シートは後で別に塗装することにします。
ひとつひとつ支えをつけて、塗装を待っています。

デジカメのシャッタースピードが遅くなっているので、ファンが回っているように写っていますね。
で、これが塗装後。

すぐに乾燥して、手で触れますので、エアブラシを掃除した後にすぐにクリップから取り外してチーズトレイに掘り込んでおきます。

次回は下回りの組み立て、内装の組み立てが出来そうです。
ボディのサーフェサーが乾燥しましたので、今日のうちにボディカラーを塗っておきます。

いつもなら内装色から塗るところですが、レイナード製作で見つけた例のいい方法を試すために、今回はボディカラーを先に吹き付けます。

ボディ色は、スーパーレッドUの純正色。
普通の赤でもいいかなと思いながらも、ストックのタッチアップペイントを見ていたら、未使用の#3E5(スーパーレッドU)がありましたので、それを使うことにしました。

攪拌玉の音がしない程、粘度があがっていて早く使うべきだという判断もありました。
純正色の赤は、塗りにくい色です。

セリカでも経験しましたが、隠蔽度が高くないのです。
最初はピンクで、本来の色に仕上がるまでけっこう吹き付ける必要があります。

私にしては、けっこう厚塗りになってしまったかなと思いますが、本来の色が出ないんですから仕方がないですよね。
乾燥したらたぶん薄くなると思いますが・・・。

次回にデカール貼って、その後数日乾燥させてからクリアを塗ることにし、それまでにアンダーフロアと内装を完成させます。

2004年5月4日(火):3日目
写真 説明
どうも製作を続けていますと、'93年式のMR2というものがわかっていないという気持ちが強くなってきました。
そこで、クルマの事ならなんでもの高原書店さんに電話をして、'93年式MR2のカタログがあるかどうかを問い合わせました。

そうすると、'93年のはないが'94年のはあるということで、早速買って来ました。

'93年式というのはV型とよばれる型で、二回目のマイナーチェンジを受けたタイプになり、'94年でも基本的に同じです。
カタログを良く見ると、ターボ(GT、GT-S)はエンジンフードのバルジが盛り上がっています。

キットもTバールーフはそうなっているのですが、ノーマルルーフにした時にわざわざ平坦な形に変わっています。

つまり、「G-Limited」か「G」の形です。

そうなると、後ろのエンブレムはGTと付いていましたので(削り取っちゃいましたが)、「G-LImited」にするには、そこに盛り上がったボディ色の「G-Limited」という文字が必要になります。

それは無理ですので、そうすると、このクルマはグレードを「G」にせざるを得ないという事になります。
また、ステアリングですが、キットについているものは、'89年式のT型のステアリングです。

'93年式は写真のようなものが正しいです。
これは仕方がないので、セリカで余った四本スポークのエアバッグ仕様のステアリングを使う事にします。

その他にも、メータパネルのデカールが白になっていたり、V型のサイドモールはボディ同色なのに、箱絵はサイドモールが黒で描いてあったりと、T型とV型がめちゃくちゃです。

T型のキットもあったのでしょうかね・・・。
これでやっと疑問がクリアになってきましたので、今回のMR2はグレード「G」、しかもリアスポイラー無しで行く事にしました。

そのうちにTバールーフで「GT」を作ると思いますので、それとの差が大きい方がいいかなと思った次第です。

ということで、作業開始。

ボディの鼻先にトヨタマークの自作デカールを貼ります。
にじんでいるように見えるのは、画像圧縮の問題です。

なお、現在のツヤはご覧のようなゆず肌でひどいものですが、私にとってはいつもこんなものです。
デカール乾燥中に足回りを組み立てます。

ホイールも裏からみたら赤の成型色。
いろいろとコストダウンなんでしょうか、苦労している感じが伝わってきます。
アンダーボディのエンジン部分をエナメルで筆塗りをした後に、半艶黒にしておきたい部分を残してマスキングをします。

写真のような感じですが、これが本当かどうかはわかりません。
床下は、私は雰囲気重視でそれらしくまとめればいいと思っていますから。

ただ、色のアクセントは多くしておきたいと思っています。
サスの細部塗装と組み立てです。

アルミホイールは輝きすぎなので、いつものようにシルバーをそのまま上から吹き付けておきます。

ブレーキディスクはシルバーが色指定ですが、ホイールをシルバーにした事と、写真を見ると黒っぽいので、黒鉄色を吹き付けてあります。
下回りを組み立てたところ。

デュアルの排気管は1.5mmのドリルで穴をあけてパイプっぽくしてあります。

後輪が取り付けていないのは、シャフトの金属色が目立つので、取り外して塗装中です。
これで下回りはほぼ完了です。

明日は内装を片付けて、ボディにクリアを吹くと言うところまで進めればいいかなと思っています。