NISSAN FAIRLADY Z ROADSTER   <Part.2>

2004年2月29日(日)
写真 説明
昨日の土曜日は、「今日の製作デスク!」を更新しませんでしたが、作業はしました。

左の写真のように、ポリパテを後ろの部分にてんこ盛りです。
もちろん裏にも塗りたくってあります。

昨日のうちに乾燥機でしっかり乾燥させてありますので、今日はもうカチンカチンです。
さて、今日の作業に入る前に、1週間前に日産のディーラーさんで買ったサンセットオレンジ(A17)のタッチアップペイントです。

なんと、二本組みですよ、しかも箱入りで!
値段ももちろん倍!

わたしゃ、右のクリアはいらんと言ったのですが、これは「セット」だそうです。
気をつけて買わないととんでもない出費になります。
さて作業です。

昨日盛った半月形の棒ヤスリと#400のペーパーで形を整えて行きます。
まだ、盛り足りない部分も少しありますが、どうせもう一度細かい部分は補修しなくてはいけないので、大まかな形をきちんと仕上げます。

この時に、プラ板の継ぎ目がキャラクターラインとして出てくることになります。
次にストレージリッドの部分。

ここはケミカルウッドで原寸大の写真から大きさを割り出して切り抜いて整形していきます。
こんな感じで仕上がっていきます。

左のも完成ではありません。
まだ肉が厚いですので、リュータで裏側を慎重に削り込んで行きます。
それが取り付けられる部分のボディ側を切り取ります。

ここもリュータで強引に削り込んでいきます。
プラが熱を持って刃先に絡んだらすぐにとってまた削るの繰り返しです。

寸法はどうせ隠れる部分なので、開口部の寸法さえあっていればOKです。
ケミカルウッドで作った部分を取り付け。

ボディ側の取り付け部が緩やかにカーブしていますので、多少隙間があります(出来る限り合うように整形はしましたが)が、現在は、全体の雰囲気をしっかりと確認し、細かい部分は最後にパテで仕上げます。

なかなか、前後左右から見てもそう大きな破綻はなさそうです。
後ろから見るとこんな感じ。

材質が違うので、けっこう目立ちますが、パテ整形してサーフェサーを吹けばいい感じになると思います。
(期待だけかも・・・(^_^;))
作業の合間に、ドアが開くときに入り込む部分(ドア見切りの前部分)のプラの肉厚をリュータで薄くしておきます。

そうしないと、うまく実車どおりの開閉にできないですからね。

まだまだ難関は山積。
果たしてこの作品は静岡に間に合うのかなぁ〜。

2004年3月1日(月)〜2日(火)
写真 説明
ストレージリッドのケミカルウッドの部分とプラ板の隙間にプラパテを入れ込みます。

もちろん裏にもしっかりと盛っておきます。


内装をどうしようか迷いました。

シートの後ろもわからないなぁ〜と、ボディとシャシーと内装とをあわせてシートを置いて、ストレージリッドとの隙間を見たりして、「え〜い、ここはどうせ邪魔になるわい!」と写真のようにカット。

このあたりが自信がなくて、3月1日分はアップをためらっていました。
そしてここからが3月2日の作業。

まずは、隙間に盛ったパテを整形。
そのついでにケミカルウッドにもペーパーをあてたら、どうも形が少しおかしくなりましたね。

特に左側が・・・。
まぁ、こんなくらいは#400のペーパーでおかしくないように整形可能です。

なお、ストレージリッドとトランクリッドの境目のスジ彫りは一度サーフェサーを吹いてから行います。
内装はドアを開閉にするという事もあり、ボディに取り付けることにしました。

前面の部分が少し上がっていますので、そこに写真のようにプラ板を取り付けます。

ボディとの隙間を測ってその分を外側に飛び出させて取り付けます。
シャシーとボディの位置がずれないように、マスキングテープでとめます。

この状態で内装を取り付けて上で取り付けたプラ板をボディに固着します。
こんな感じになります。

上で取り付けたプラ板が、右の白いところ。
左側は、隙間に会うように内装とボディに「イモ付け」です。
少し接着剤が固まってきたところで、シャシーをゆっくりと取り外します。

完全に接着剤が乾くまで置いておくと、流れた接着剤で内装とシャシーが固着してしまう恐れがありますので、その前にそっとはずすというわけです。

裏から見るとこんな感じ。
上から見るとこんな感じ。

ボディを持ち上げても、内装は落ちてきません。
もう一度シャシーもはめてみましたが、無理なくシャシーも取り付けられます。

今日はこのままドライブースに入れて接着剤を完全に乾かす事にします。

ところで、この状態で工作をしていたので、案の定、Aピラーに少しヒビが入っていました。
小さいうちにそういうところは接着剤を流して固着しておきます。

次は、ボディと内装のつじつま合わせです。
またプラ板の切り出しとパテ盛りです。

2004年3月3日(水)
写真 説明
最近、早く帰宅しているのですが、疲れてすぐに寝てしまいます。

それから夕食を食べて作業をするのは10時頃から2時間ほど。

なので、今日もあまり進みません。

今日はドアの外板と内張りを取り付けます。
まず、内張りを内装に仮止めします。
その次に、外板を仮留め。

その状態で、外板と内張りとの間を測定し、その測った幅のスペーサを作ります。
スペーサも1mm厚のプラ板を隙間の幅で内張りの長さに切り出して、写真のように取り付けます。

あとで思ったのですが、外板は仮留めしなくても、内張りとボディの外板の距離を測れば簡単です。

今日は助手席のみしか行いませんでしたが、運転席はそうします。

内張りの接着のための出っ張りはそのままにしてありますが、一部を残して削り取る予定です。
内張りを取り付けたドアはこんな感じになります。

塗装が大変ですが、マスキングは苦にならないので、ドンドン組み付けて行きます。
(逆にそうしないと、こういうギミックものは製作できないでしょうね。)
ドアとボディをあわせるとこんな感じ。

少し下部が入り込んでいるかなという感じですが、それはドアのヒンジの取り付け位置でうまくツライチになるように調整したいと思います。
(と文章で書くのは簡単ですけど、実際は大変そうなんですけどね・・・)