NISSAN FAIRLADY Z ROADSTER <Part.1> |
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そんな作業の合間にこんなものに手をつけています。 そう、フェアレディZですよ。 一度作ったじゃないの?と言われそうですが、一度、時間さえあれば「私にも作れます」という作品を作りたいと思っていたのです。 この製作記は、「今日の製作デスク」には載せませんが、進み具合によって区切りで紹介していきたいと思います。 |
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見てのとおり、ルーフはプラのこぎりでばっさり切り取ってあります。 次はドアをばっさりです。 そのための秘密兵器、カープラネットのKADちゃん特製Pカッター刃。 わかりにくいかも知れませんが、先が普通のとぜんぜん違うでしょ。 |
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で・・・今はこんな状態です。 ドアもきれいにばっさりいきました。 ここまで切り刻んでも、ボディは案外丈夫ですね。 でも、安心していると、いろんなところがポキポキといってしまいそうなので、次は補強を含めた内装の処理の仕方と、後部の造形ですね。 あえてカープラネットのアンクルトムさんのプチガレ作品の製作記は見ないで自己流でいきます。 だって、型とったりとかWarachanできんもんね〜。(^。^) |
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次作は、一度お見せした事のあるフェアレディZのロードスターです。 ドアとルーフをぶった切ったままだったので、今日はパーティングラインを消してボディ全体にペーパーをかけます。 あわせて、ドアの切り取った断面の処理をきれいにしておきます。 ただ、最終的に塗膜の厚さも考えてさらにドアかボディは削りこまなくてはいけません。 内装とのあわせもさらりと確認しますが、まずはボディの製作に入ります。 |
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さてボディの製作に入りますが、やはり重要なのは資料です。 やはりカタログの真横の写真とか真上の写真とかがラインのポイントとなってくるので重要です。 そのラインを斜めの写真などを参考にビシッとしっかりと作れば、あとはパテを盛ってそのラインを基準に造形していけばいいわけです。 まずカタログのコピー。 今はパソコンでも写真のようなツールがあって、倍率を選んで右下の緑のボタンをクリックすれば、スキャナがカタログをスキャンして、そのままプリンタにプリントアウトされるのです。 |
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そういうことで簡単にコピーできたカタログの必要な部分。 真横の写真と、フロントガラスの写真は今日必要なので、模型と同じ縮尺でプリントアウトします。 模型の長さを測って、写真の長さを測ってその比率を上のツールで指定してコピーすれば簡単に模型原寸大の写真が出来上がります。 |
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フロントガラスの部分のコピーを切り取って、ボディに両面テープで貼り付けます。 どうですか? ピッタンコでしょ? この写真の紙を治具に軽くデザインナイフでスジを入れて、そのあとKADちゃん特製のPカッターで軽く軽くそのスジをこすっていくとすぐに下側まで貫通です。 最後は、タミヤのプラのこで完全に切り落として、ヤスリで整形すればフロントの出来上がりです。 もちろん、この後、ウェザーストリップとかのディティールアップはしますよ。 |
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次は後部。 これも原寸大の真横からの写真を元に、後ろのハッチバック部分をヤスリで整形していきます。 もともとのカーブよりもゆるやかになっていますので、けっこうヤスリで削ります。 |
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上の写真では遠近の関係で原寸大に見えませんが、ほら、ホイールベースの長さを見るとほぼピッタリでしょ。 家でこうして簡単に拡大縮小コピーができるのも、ハード○フさんで、GT-9400UFをやす〜く手に入れられたおかげ横丁です。 |
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今日のところは、こんなところまでです。 時間があると言っても、昼間は忙しいので、今日も「スカイハイ2」を横目で見ながら1時間ほどの作業でしかありません。 |
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次は、後部の原寸大のコピーと元に、後部の形状をプラ板とパテで作りこんで行きます。 ここが第一の難関ですね。 |
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リアのルーフ格納部分の造形を行います。 基本的には紙細工と同じで、展開図をプラ板で作って組み上げて行くというやり方です。 大筋のキャラクターラインがキチンと出ればいいですので、隙間とかは気にしないで行きます。 隙間はどうせあとで全体をパテで整形する時に埋めればいいわけですから。 |
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まず、リアウインドウの下端になる部分が凹んでいますので、その部分を滑らかにするとともに、裏側の凸部分も平たくして、受けとなるプラ板を貼り付けておきます。 なお、プラ板は今回は1mm厚のものを使っています。 |
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これがプラ板を切り出す型紙になります。 下から三つ目のものは、もう一回分割する事になりますが。 これらを両面テープでプラ板に貼ってデザインナイフとPカッターで切り出すのです。 |
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まず第一段階のプラ板の取り付け。 本当は一枚板だったのですが、うまくあわないので、真ん中をカットして両側が合うようにしています。 ボディとの段差はリュータでサクッと削ってから#400のペーパーで滑らかにします。 しかし、この段階でこの部分だけ行ってもダメですので、大まかに段差をなくすという程度です。 隙間は何度も言いますがパテであとできれいにします。 |
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次はこういうヤツ。 バックランプが取り付くところで、後方から前に上がっているラインが下に下がる部分となります。 切り出したプラ板は、こんなくらいいいかげんな形状です。 ポイントさえ押さえておけばいいのです。 もちろん、ペーパーはかけて表面の切り口の盛り上がりや、断面部分はきれいにしておきます。 |
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それを取り付けたところ。 これも真ん中で切って両側をあうようにしています。 それとこのあたりの形状は三次元にひねったりしていますので、その形にツメでしごいて形を作って取り付けます。 たっぷりのセメントで取り付けてクリップで固定してドライブースで乾燥させて固着を速めます。 中央部分は裏打ちもしっかりと行っておきます。 |
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わかるかどうか微妙ですが、現状を横から見るとこんな感じです。 実物と似ているのでとりあえずほっとしています。 次の水平に持っていくプラ板を取り付ける前に少しカーブを整えたいので、一晩おいて完全に固着してからヤスリをあてて形状を整えます。 今日も、ここまでやって2〜3時間くらいです。 |