NISSAN SKYLINE COUPE 350GT   <Part.1>

2004年1月3日(土)
写真 説明
さて、今年第一作として選んだのはもちろん、これです。

RX-8に比べると、とても評判のいいキットで、Warachanも旬のうちに(もう遅いって?(^^ゞ)製作しておこうと思います。

ボディカラーはシルバーにしたいところなのですが、クルマのダイヤモンドシルバーメタリック(#KY0)は、フェアレディZに使ってしまったので、クリスタルブルーメタリック(#B16)にする予定です。

途中で気が変わるかも知れませんが・・・。
まずは、キットの確認。

ボディとメッキパーツ、クリアパーツ、デカールです。
メッキはそのまま使えるかどうかは、作業を進めて言って判断したいと思います。
主に足回り関係のパーツ。

シャシーの裏はあまり彫りは緻密ではなく、大雑把な感じです。

まぁ、このくらいがささっと仕上げるのには適当かもしれません。
内装関係のパーツとバンパーです。

バンパーはボディとの合いが気になるところです。

内装パーツは、ぱっと見る限りでは、シートもインパネもまぁまぁの感じです。
ステアリングもタミヤのよりは表情がいいかもしれません。

ちょいといただけないのは、ドアミラー。
ぼてっとしていて、クーペ特有のカドのでたシャープさがありません。
資料は、現行車なので、モデルカー速報ではなくカタログです。

名古屋モーターショーでも内装を中心に、たくさん写真を撮ってきましたので、それも参考にします。

それにしても背が糊付けのしっかりとしたカタログです。
日産の意気込みを感じるカタログです。
ボディーパーツを取り付けるところからスタート。

バンパーをボディに合わせてみましたけど、RX-8ほどにはないにしろ、ちょいと手を加える必要がありそうですね。

それと、取り付け方が心もとないですね。
パテの裏打ちは必須としましょう。

リアの日産のマークとSKYLINEの文字は邪魔ですので、削り取ることにします。

2004年1月11日(日)
写真 説明
久しく手が止まっていましたが、ようやくタッチアップペイントも手にはいりましたので、作業を開始する事にします。

まず、ボディ全体にペーパーをあてます。
いつもは#1000でしたが、今回は#1200にしてみました。

このボディは本当にパーティングラインの処理が楽です。
棒ヤスリはほとんど使う必要ありませんでした。
後方ですが、エンブレムの類のモールドは削り取りました。

ちょうどそのエンブレムのモールドがついていた面がけっこうヒケがあって、ここだけは#600で一気に平坦に仕上げます。

この作業で大事なのは、フチの部分で、プラ成型は必ずフチは平坦ではありませんので、そこをきちんとする事が実車らしく見えるようにするコツです。
このキットのバンパーは、セメントだけでも強度はありそうですが、念のために裏からエポキシパテを盛っておきます。

なお、フロントバンパーの空気取り入れ口ですが、穴をあけてネットを貼ることも考えましたが、どうせ裏に目隠しの板をつけないといけないし、それでリアルさがどこまで上がるか疑問ですので、今回はそのままにしました。

このあたりのこだわりは人それぞれのお好みだと思います。
後ろのバンパーの裏打ちです。

こちらも、念のためでして、別にしなくても強度は大丈夫だと思います。

この後は乾燥機でパテの強制乾燥をさせます。
パテが乾燥したあと、フロントバンパーとフェンダー・フードの段差を修正する必要があります。

厚みが違うので、写真のようにけっこう段差が目立ちます。

このあたりは粗いペーパーでざくっと平滑にし、仕上げる予定です。

今日の作業、ここまで3時間強です。

2004年1月12日(月)
写真 説明
組立説明書を読まずに進めていると、早速失敗です。

こんなところにパテ盛ったら、シャシーが入らんじゃないの!
ということで、せっかく補強のために固めたパテをデザインナイフとリュータで取り去ります。
右フェンダーとバンパーのところの段差の修正を行います。
#600のペーパでサクサクと削って、#1200のペーパーで仕上げます。

ちょいとピンボケですが、昨日の最後の写真と比べてみてください。
このキットはホイールアーチも美しく仕上がっています。

RX-8のフロントホイールアーチは変な曲線で、修正が大変でしたからね。(完全に修正できませんでしたが・・・)

サイドステップもやや寸法がボディより短いですが、ボディ側を、うまくカーブがつながるように修正します。
さて、問題のドアミラー。

そのままじゃ、セダンのミラーみたいなので、カチッとしたラインを出すように#600のペーパーで形を整えます。

色が白なのでわかりにくいですが、左が修正したもの、右がそのままです。
ドアミラーの形状修正ができれば下塗りです。

いつも通り、サーフェサーを吹き付けます。
スカイラインクーペのリアの美しいラインがきれいに浮き上がってきます。
ドアミラーもサーフェサーを吹き付けます。

この状態だと、修正した形状が良くわかると思います。
しっかりと、ラインが出ています。
明日は本塗装をします。

これがはじめて購入した日産純正のタッチアップペイントで、カラーはクリスタルブルーメタリックです。

今日もここまでで3時間ほどです。