LITE ACE NOAH FIELD TOURER   <Part.2>


写真 説明
<22>2001年5月3日(木)

今日は出かけていたので、あまり作業ができずコンパウンドがけのみ。もくもくとコンパウンドの粉にまみれて磨き上げること2時間。やっと上の写真のような状態から左の写真のようなツヤの状態になって来ました。

思うようなツヤが出てくると楽しいのですが、下半分のシルバーはツヤがあまり目立たない塗装で、苦労します。
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とりあえず、今日の作業の区切りとしてボディをしっかり水で洗い、コンパウンドの粉をある程度落としましたが、ごらんのようにまだツヤが鈍いです。よくみるとまだ細かい凹凸が残っています。そういう部分を#2000のペーパーで整えながらのコンパウンドがけ作業がまだまだ続きます。(-_-;)

窓枠のブラックがはいってないので、まだまだ実車の雰囲気とは程遠いですね。しっとりとしたツヤがしっかり出て、窓枠のブラックを入れるとがらっと雰囲気が変わってくるんですけど、それはまだ先のお楽しみ。
<24>2001年5月4日(金)

ペーパーとコンパウンドで研ぎ出しの仕上げを実施。

2001年5月5日(土)
研ぎ出しがほぼ終わりましたので、ウインドウガラスの塗装の準備を行ないます。ウインドウガラスごとに紙で型紙を作り、それをもとにマスキングテープを切り出します。
切り出したマスキングテープをウインドウガラスに貼りつけます。この作業、文章で書くとこれだけですが、このクルマはウインドウが多いこともあり、3時間ほどかかっています。(タミヤさんみたいに、マスキングテープが付属なら楽なんですけどね・・・)
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同じタイミングでボディのブラック部分も塗装をすると効率的なので、ボディもマスキング攻撃です。サイドにデカールを貼ってありますので、デカール部分にはマスキングテープがかからないように紙をうまく介してマスキングテープを貼ります。このマスキングも1時間以上かかっています。

なお、サイドウインドウ枠は、半ツヤとツヤありのブラックの部分がありますので、まず半ツヤブラックを吹きつけて、半ツヤ部分にしたいところを残してまたマスキングして、最後にツヤありブラックを吹きつけます。

ウインドウガラスは半ツヤブラックを吹きつけます。
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ブラック塗装が終わり、マスキングテープを剥がしたところです。
ウインドウガラスもうまく塗装できました。フロントウインドウガラスが写っていないのは、単に写真を撮るのを忘れただけで、ちゃんと忘れずに塗装してあります。

ボディは半ツヤブラックの部分がマスキングテープで一部剥がれましたが、あとで筆で修正することにします。
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ボディのアップです。

ツヤも上々、ブラック塗装にちょっと不満な部分が出ましたが、まぁ許容範囲内ということで、目をつむることにしましょう。(^.^)

ここまで来ると実車の雰囲気がただよって来て、写真の撮り方によっては実車っぽく見えるようになってきました。あとひといきですね・・・
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そのあとひといきがなかなかやっかい。
こまかい塗り分けや、取りつけが続く。とりあえず、ウインドウガラスを取り付けグリルのトヨタマークにシルバーを入れ、バンパーのつや消し黒をマスキング攻撃で吹きつけたあとボディに取りつけて、ヘッドライトにメタルックを貼って、最後にウインドウガラスを接着というところで本日の作業は終わりです。今日は時間をかけたけど、進んだのか、これしかできなかったのか、よくわからんですね。

明日は連休最後、のんびりとどこかに出かけるか、また模型で1日を過ごすかは明日起きてからじゃないとわからないですね。(マッドガードの塗装を忘れたので、またボディをマスキング攻撃しました。時間の無駄やね〜)
<29>2001年5月6日(日)

リアウインドウガラスの両側のテールランプの塗装にはいります。テールライト部分を残してマスキングして、まず赤の部分を残して、クリアーレッドを吹きつけ、その後、オレンジの部分を残してクリアオレンジを吹きつけます。なお、Warachanはテールライトはいつも表から色を塗ります。裏だと、レンズカットのためにマスキングがうまくできずにじんでしまうからです。それに表からの方がリアルだと思います。
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マスキングテープを剥がして裏からメタルックを貼りつけて完了です。

と思いきや、ふちのブラック塗装とテールランプの塗装の隙間が少し目立ちますね。(マスキングテープの厚さによるものです)
あとで、筆塗りで修正します。
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さて。ゴールデンウィークも終わりました。
完成までは行きませんでしたね。

さて残り少なくはなってきましたが、製作記もNo.3に移ります。

Part.2の最後に車内の写真をご参考までに。
<32>〜2001年5月15日(火)

あとは塗装をしたパーツを組みあげてと思ったのですが、このルーフレールのシルバーの部分がパーツのままだと丸棒っぽく見えなくてあまりにもみっともない。
いくら素組み専門のWarachanでもここはちょっぴり加工です。
シルバーになる部分を切り離し、かわりにWAVEの外径1.1mmのパイプを取りつけました。
両端をヤスリがけしてしっかりとすりあわせたうえで、瞬間接着剤で固定します。
その状態が左の写真です。

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加工したルーフキャリアにエッチングプライマーを塗って、塗装をおこないます。
もとの写真をのせれば違いがよくわかったのですが、これで非常にリアルになりました。
<34>
フロントは、フォグランプ、ナンバープレート、ヘッドライトを取り付けて完了です。
ヘッドライトのレンズは、最初はもっとフチを厚くブラック塗装したのですが、タヌキ顔になってしまったので、レンズの厚みの部分のみブラックを塗ってあります。
<35>
リアはデカールを貼ったウインドウを取り付けた後に、ワイパー、バックミラー、リアスポイラ−、テールゲートグリップなどと取り付けます。
<36>
サイドウインカーの塗装、見切りへのスミ入れをおこないます。
<37>
これでようやく完成です。

あとは、ワックスをかけて、ネームプレートを作って貼りつければ終了です。

やろうと思えばこういうふうに早くできるんですけどね。
やっぱり、締め切りが大事ですね。(^_^;)
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斜め後ろからのたたずまいです。

サイドストライプやツートンカラーやその他の細かいもろもろがリアル感を引き立ててくれますね。
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上部からの写真です。
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サイドビューです。

急いで作ったわりには見れる作品にはなったようです。
実物は静岡ホビーショーでご覧下さい。

「なーーんだ、実物はたいしたことないじゃん!」
と心で思っても、「やっぱり、写真より実物がいいですね」と言ってくださる優しい方ばかりと信じています。(^_^;)

以上で製作記完結できました。
最初と最後ははしょってごめんなさい。

ギャラリーとRVギャラリーにそのうちにアップします。