bB Z "X-Version" <Part.1> |
写真 | 説明 |
<1> まずは、キットの説明と紹介です。 キットは、 タミヤ スポーツカーシリーズNo224 トヨタ bB Z "X-Version" スケール:1/24 価格:1600円 です。 |
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<2> パーツ全体です。 ボディ成形色は黒。 ヴィッツと同様、どうせ塗装するのですから白で成形してくれといいたいところですが、塗装もせずに組むという方のことを考えれば仕方がないのでしょうね。 パーツの数としてはそれほど多くなくいいんじゃないでしょうか。 キックボードのパーツがおまけでついています。 |
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<3> アッパーボディとアンダーボディのパーツですね。 床下やドア内張りのモールド表現はさすがタミヤさん、すばらしいです。 前後バンパーとの後付けが気になりますね。シャシーをこのバンパーで支えるようですので、きちんと強度をもたせて取り付けなくてはいけないですね。 |
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<4> ボディ近影です。 さすがタミヤさん、プレスラインもあまくなくしっかり表現されています。 |
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<5> インテリアパーツ、およびメッキパーツです。 アルミホイールはムラもなく輝きも実感的です。あらためて塗装する必要はなさそうです。 |
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<6> ウインドウなどの透明パーツです。 ウインドウは前後わかれています。うしろのはスモークで仕上げるみたいですね。 |
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<7> タイヤ、デカール、カーペット、マスクシールです。 このマスクシールは作業が楽になるのでいいですね。タミヤさんはこれをつけてくれるのでスキです。今回はさらにカーペットもついています。 タイヤは薄くてかっこうもよく、溝も問題ないですね。 |
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<8> 組み立て説明書です。 とりあえずはじめてのキットですので、事前にしっかり読んでおきましょう。 それでは、製作を開始することにしますが、多分のんびり進めることになるでしょう。 製作日記はPart.2からスタートです。 |
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<9>2000年9月20日(水) いつも通りまずボディの整形から始めます。 パーティングラインを取るのと、バンパーのあわせをしっかり行うことが作業のメインになります。このbBタミヤさんのキットなので、この作業は軽く終わりバンパーの取り付けはできるかなと思って始めたのですが、やってみると大きなまちがい。パーツ紹介の段階では目立ったところにパーティングラインもなく問題ないと判断したのですが、よくよくみてみるとパーティングラインをはさんでの面が段違い、けっこう差があります。ボンネット先端やリアゲートの窓枠下あたりにヒケもありますのでそれも要注意です。バンパーとボディを取りつけた時の見切り線の部分は両方が直角に近いので、あわすと見切り線が弱くなります。両者にかるくテーパーをつけておきます。 |
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<10> パーティングラインをはさんでの段差その1。 フードの両端の見切り線。ここにパーティングラインが通っていますが、消すだけでは滑らかに両側の面がつながりません。左右とのフェンダーの方がかなり高く、ヤスリとペーパーでゴリゴリと削って滑らかにつながるようにします。 この時、フェンダーサイドのプレスラインをあまくしてしまわないように気をつけます。フロントウインドウの枠も段差が目立ちます。このあたりは逆Rがついているので丸ヤスリで慎重に段差をなくします。 |
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<11> パーティングラインをはさんでの段差その2。 リアゲート上部。ここもけっこう段差があります。両サイドが全体に上にずれていますのでこのゲートの両側にも段差がでています。写真の左側はまだ修正しきれていません。ペーパー後がパーティングライン右横についていないことでわかります。 |
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<12> パーティングラインをはさんでの段差その3。 そして一番手をやくのがルーフの両サイド。このキットのボディの型自体、両側が上にずれているので(すべてでしょうか?)、ここの部分がもろに影響が出てきています。しかもルーフには強度確保のためのリブが入っているので、それがじゃまになってヤスリがけもうまく進みません。以上の段差以外にも、リアテールのまわりとかプラスティック整形特有の端部のそり(とんがり)があり、こういうところもしっかりと平滑にしておかないと、出来あがり時に本物っぽさをスポイルする可能性もありますので、良く見て平滑にしておきます。まだ整形途中ですが、本日は予想外に疲れてしまったので、本日はとりあえずここで終了です。たぶん次回もこの整形に対する奮戦となりそう。 (ここまでの製作時間:1.5Hr=1.5Hr) |
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<13>2000年9月23日(土) 気を取りなおして、ヤスリでゴリゴリを再開です。 ただし、その前にあまりにも段差があるのでひょっとしたら実車がそうなのかもという疑問もありましたので、会社でbBを見つけ確認。ヴィッツなどはサイメン側が多少高くなっていますがbBはまるきり平坦。これで心置きなくヤスリがけします。なお、作業時はルーフのリブにヤスリがあたらないようにリブをマスキングテープで保護しておきます。左の写真はようやくボディの整形が終わったところです。 |
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<14> ボディの整形後前後のバンパーと取りつけます。 これも初心者には難関かも知れません。今回のbBはタミヤさんにしてはめずらしく、ちょっと作りにくいキットになっているのではないでしょうか。バンパーはしっかり接合部のあわせをし、無理無くおさまるのを確認してから写真のようにクリップで仮留めします。外板側に段差がでないように注意します。リアバンパーはボディとバンパーの厚みが異なるのでさらに要注意。仮留めした後、裏側からさらっとタイプの接着剤を流し込んで乾燥させます。外にはみだした場合は乾燥を待ってペーパーをかければOKでしょう。 |
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<15> 前後バンパーの接着剤が乾燥したら、裏側からエポキシパテで補強します。あとでナイフもペーパーもききますので見栄えより強度を考えて盛ります。(フジミさんのアルテッツァを思い出す〜) 同時にシャシーとケース台座との取りつけネジの位置を決め、その場所にナットをエポキシパテで固定します。ふ〜、いつになったらサーフェサー塗れるのやら。 ここでもうひとつ問題か? ボディにシャシーを取り付けてみると、ゆるゆる。いくらこのバンパーに取り付けるから力がかからないようにといってもこれではすぐにはずれてしまいます。バンパーの取り付けの位置決めが悪かったのかなぁ。製作を先行されている方、どうでしたか? (ここまでの製作時間:1.5Hr+3.5Hr=5.0Hr) |
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<16>2000年10月9日(月)、2000年10月10日(火) シャシーがしっかりとボディと固定できないことがわかったので、シャシーの後ろの部分(ボディのツメとはまる部分)をパテで延長します。パテを盛ったあと1日置いてからヤスリとリュータを使って形を整えます。左の写真は整形をほぼ終わったところです。試しにボディにはめ込みましたが、Goodでした。確かめたらすぐにはずして無理をせず、さらに乾燥させておくことにします。 |
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<17> 裏打ちしたパテがすでに強固に固まっていますので、最後の整形を行います。 ボディとバンパーのズレや段差がないかチェックして、もし気になる部分があれば#600番くらいのペーパーで根気良く整形します。最後に、#1500番のペーパーで全体をかるく磨いてこの工程は完了です。忘れずにサイドガードも取り付けておきます。これでやっと次にはサーフェサーによる下塗りに入れます。(はぁ〜、長かった) (ここまでの製作時間:5.0Hr+2.5Hr=7.5Hr) |
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<18>2000年10月14日(土) しっかり洗浄して、エアーで水を吹き飛ばし、やっとサーフェサーによる下塗りまできました。しかし、下塗りするとまたアラが見えてくる、見えてくる。タミヤさんらしくないよ。 ボンネットとフェンダーの見切り部分、ごりごりとパーティングラインを消したものだから、スジ彫りが荒れている。サーフェサーを吹きつけつつ形状を見ながら修正。フロントドアのドア見切りのスジ彫りがこの程度のサーフェサーで埋まる勢いの浅さ。黒のプラボディのままじゃわかんないすよ。Pカッターなどでスジ彫りをし直し。その他にも・・・ これでようやくWarachanにとっては見られるボディになりました。下塗りの後、室内色としてMrカラー#97をつや消しにして内側から吹きつけ。これで室内側は以降マスキングしたままにします。 |
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<19> シャシーも延長した部分が充分乾燥したので、Mrカラー#33つや消し黒で塗装します。説明書ではボディ色で塗るようにかいてありますが、Warachanはシャシー本体はつや消し黒、サス部分など一部を半つや黒と決めています。だって実車は、もともとはボディ色なのかも知れないけど、防錆塗装やシャシーブラック塗装などできれいなわけないんだから、わりきっています。完成すればいつも見えるという場所でもないし・・・(^_^;)ただ、配管やエンジンのアルミ色などわかる部分はそれなりに色をさすことにしています。延長部分も問題なくうまく仕上がりました。 (ここまでの製作時間:7.5Hr+3.0Hr=10.5Hr) ここまでで10時間以上かかっているのは、異常ですね。それほど、このbBのボディは手間がかかるシロモノです。 |